津田塾大学 図書館・AVライブラリー

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よくあるご質問 Q&A形式

「小平キャンパス」の場合
(2020年4月以前の情報も含まれています。最新の情報は変更されている可能性がありますので、お問い合わせください。)

図書館の利用
Q図書館にはどんな本がありますか。
A本学の教育・研究の主題と合致する分野を中心に、入門・概説書から学術・専門書などを置いています。
図書館の種類には、各種学校図書館、公共図書館、専門図書館などがありますが、図書館によって置かれる資料には特徴もあります。
紙版(冊子版)の他に、オンライン版(電子版)もありますが、どちらか一方にしかない資料もあります。
電子リソースの利用は、具体的なキーワードがある程度決まっており、目標を定めて(必要に応じて範囲を決めて)調べるのが基本です。
具体的にはまだ決まっていない、全体の構成(分類)、内容を知りたい、隣り合わせに並んでいる本にはどのようなものがあるかなど、探したいテーマが曖昧な場合には、実際の書架を見てみること(実地見学)もよいでしょう。
キャンパスまでなかなか来られない、という方は、最寄りの地域の公共図書館を利用してみましょう。大学にあるものと同じ、あるいは見つからない資料を入手するためのサポートもしてくれます。
Q図書館の利用時間を長くしてほしいです。
A現在、授業期の平日では原則午後9時まで利用できます。本学図書館は他大学と比較しても短いほうではなく、女子大学としては長めのほうとなります。
いつも利用されている場合には、気がついているかもしれませんが、授業期でない平日も午後9時まで開ける日があり、土曜日の開館も増やしています。
図書館では、毎日の利用統計を時間ごとで取っており、今後はさらに詳細なデータを測定誤差を小さくして取得が可能となる予定ですので、全学の管理体制と実際の利用状況を見ながら費用対効果で検討します。
Qレファレンスサービスとは何ですか。どのようなことをお願いできるのですか。
Aレファレンスサービスとは、学習、調査研究などに必要とする資料、情報の提供、紹介、あるいは探し方のご案内をするサービスです。
図書館といえば、本を貸出したり返却する場所とイメージする利用者が多いですが、大学以上の図書館や専門図書館となると、資料の調査、研究に占める割合が高くなり、資料を上手く探し出せない場合や資料を取り寄せたい場合などをサポートする、図書館業務の中でもレファレンスサービスは重要なサービスの一つとなっています。
ご相談には可能な限りお応えしますが、相談内容、状況等によっては時間がかかる場合があります。
なお、次のようなサービスはおこなっておりません。
1.授業の課題、宿題および試験問題について回答すること
2.資料検索の代行
(利用者自身によって調べるという作業自体が課題となることがあります。見つけた資料内容についての最終的な判断は利用者自身でおこなっていただくことがあります。)
3.個人の私物、または持ち込み資料の複写代行
4.身の上相談
貸出・返却
Q図書はどのように返却するのですか。
A図書の返却は、小平キャンパス図書館、千駄ヶ谷キャンパス図書館、いずれの図書館でも返却可能です。

所蔵が小平キャンパス図書館の図書の千駄ヶ谷キャンパス図書館での返却や千駄ヶ谷キャンパス図書館所蔵の図書の小平キャンパス図書館への返却も受け付けています。
Q借りている本を延長したいです。
A次に予約がついていない図書に限り、貸出期間を延長できます。
 ・マイライブラリからオンラインで1回に限り延長できます。
 ・来館時は自動貸出機から1回に限り延長できます。
1回、貸出期間を延長すると、2回目の延長はできません。
2回目以降の延長をご希望の場合は、カウンターへ申し出てください。予約状況を確認します。
Q貸出中ではない書架に並んでいるはずの本(図書)が、その分類記号の場所で見つかりません。
A本学図書館では、ほとんど開架という書架方式をとっており、先の利用者がいれば自由に取り出し、館内では手続きをせずに利用できます。
このような開架ではその場所へ直接行けば並んでいる関連する本も含めて(資料検索では見落としてしまったとか、様々な検索でうまく探せなかったものでも)書架では借りる前に内容も同時にまとめて調べられるというメリットがあるのですがまれに図書分類記号の並び順どおりになっていない場所や行方不明(紛失)ということなどもあります。
この場合には予約票に記入し、貸出(閲覧)カウンターへ申し出てください。
定期的に調査し、見つかった場合には掲示板にてお知らせします。 
本はあとで所定の場所に戻っていることがあり、状況がわかるまでに少し時間がかかることもあります。
Q本を次の時限の授業で使用するため、今すぐに借りたいです。(明日までに必要です、朝一番で借りたいです等)
A貸出中でない本であれば、すぐに借りられます。
本を他から取り寄せる、あるいは買うという場合には、ある程度の日数はかかります。
海外から輸入書を買う場合には数ヵ月かかることもあります。
特に期限がある提出物に必要な場合には間に合わないことがありますので、ご注意ください。
協定大学図書館にある本であれば当日中に利用する本人が自ら見に行ったり借りに行くことも可能ですが、他へ依頼するということは相手先の状況の方が優先となりますので、待っていても依頼主の都合どおりになるとは限りません。
貸出の開始時刻については通常朝9時からです。 予習が必要なこともありますので朝から使うことを最初から知っている場合は前日までに借りるようにしてください。 
急に必要になるという事情もあるかもしれませんが、なるべくゆとりを持って準備してください。
Q辞書の貸出はできますか。
A辞書類は貸出ができません。本学図書館で貸出ができない代表的な資料は辞書、事典、図鑑など禁帯出となっているレファレンス資料、目録、索引類、雑誌、新聞、貴重書などであり、他に図書館資料ではない卒業論文類となります。
これらすべては館内のみで閲覧利用してください。
他大学図書館でも貸出ができない資料の種類はほぼ同じです。
Q借りている本を紛失してしまいました。(汚損してしまいました。)
A原則的に借りている本と同じ本で弁償していただくことになります。
閲覧カウンターへ申し出てください。
大学内、自宅などをもう一度よく探していただけますでしょうか。
また、本を汚したり、壊したりした場合も弁償の対象になります。
特に、雨の日は本をビニール製のものに包んで濡さないようにお願いします。
水で濡れてしまった場合でも、完全には修復できないことが多いです。
なお、他大学から取り寄せた本の紛失や損傷など(書き込みも含む)の場合には、故意および過失の種類、不注意の程度にかかわらず他大学へ弁償となります。
Q本の購入希望を出しだ場合、どのくらいで借りられますか。
A大学生協書籍売場に置いてあるものであれば、一番早く到着します。
置いてないものであれば、日本語で書かれたものか、出版日が新しいか等にもよりますが、早くてもおよそ10日~2週間くらいです。
個人で生協や本屋さんへ注文を出すのと同じくらいの日数はかかります。
本が到着後、経理処理や貸出ができるように準備してから、ご連絡します。
リクエストは、現在ある状態のもので汚れていたり壊れていたりする場合でも新しく買い替えられることがあります。
しかしながら、絶版ですでに売っていないもの(電子版も含め)は、今使っている紙製の本が最後です。
汚したり、紛失などすると現物弁償ができないこともありますので、長く使用するためにも、特によく使われるものは古くても大切に扱ってください。
Q図書の郵送貸出・返却はできますか。
A本の貸出は、図書館まで来館の場合のみ貸出をおこないます。
ただし、返却については郵送でも返却ができます。返却期限までの発送日(消印)であれば延滞にはなりません。
一般的に通学が主体となっている教育課程の場合には、通学が前提となっています。
大学に来ることが少ない、あるいは自宅が遠いという理由で、学生自身で貸出できなくても図書館がその学生のIDや届け出ている個人情報を取得し使用することは通常ありませんので学生の自宅まで本を届けることもありません。 
夏期、春期等の長期休暇中も同様です。なお、最寄りの地域に公共図書館がある場合には直接の利用もできます。
資料の探し方・使い方
Q探している本がありません。また、貸出中の場合にはどうすればよいですか。
A具体的な書名がわかっていれば図書館で新しく入れることができます。
貸出中の本には予約登録もでき、予約順で借りられます。
本学が東京都多摩地域で加盟しているTAC(多摩アカデミックコンソーシアム)では、蔵書数が合計で350万冊超あり、主要な私立大学、国立大学にも近いほどあります。探している同じ本がTACにある場合も借りる(TLL※)ことができます。  
また、近くの公共図書館(市立、区立、都立図書館など)でも見つけることができます。
特に東京都立多摩図書館(国分寺市)では、一般向け雑誌から学術雑誌、新聞類が豊富で大学図書館には置いていないものも多くあります。
各機関によって収集範囲や専門分野等が異なるからです。
他大学の利用は、平常時でも制限が多く、自由には利用できません。
公共の図書館のほとんどでは、直接訪問しての利用は可能です。     
ご質問、ご相談はレファレンスカウンターでお願いします。
※ 現在、他大学でも入構制限があり、学外者の利用は認められておりません。

本学にない図書、資料について利用したい場合は、直接訪問せず、まずレファレンスカウンターへ相談してください。
来館が難しい場合は、HP問い合わせフォームをご利用ください。
(「問い合わせフォーム」は大学メールアドレスからご利用ください。)
なお、平常時において、TAC(多摩アカデミックコンソーシアム)および一橋大学附属図書館 では訪問(直接行って利用)するための予約の必要はありません。
    http://lib.tsuda.ac.jp/Im.aspx?p=2&no=126     
※TLLは、TAC加盟大学へ直接行かなくても借りられるサービスです。
多摩地域の地理的な不便さを解消するため、多摩地域キャンパス間で実施しています。
本学でも小平キャンパスからの申し込みにより、貸出返却も小平キャンパスで可能ですが、貸出期間は他大学が指定した返却期限に小平キャンパスから間に合うよう返送するため、小平キャンパスで借りられる(保管できる)実際の日数は短くなります。

例)訪問貸出で2週間の場合 ⇒ TLL貸出では1週間程度になることがあり、変動します
貸出延長不可、一旦返却してもらいます。
Q思った通りの本が見つかりません。また、どんな本を読めばよいか分かりません。
A本の貸出、資料を探すなどの際には、以下の事項について、特にご留意をお願いいたします。
1. 希望どおりの内容が書かれているかどうかを見る場合には、個々の文献の中身まで確認することが必要です。
まず、手に取って見て、参考文献リストが載っている本を選んでください。
2. やむを得ずリモートのみによって探す場合には、すべての文献の中身まで、思いどおりに探せるとは限りません。
リモートでは、ある特定のキーワードで探すことになりますが、それでも不十分な場合には、来館での利用をお願いすることがあります。
3. 本の購入希望、文献の注文、郵送貸出による取り寄せなどは、詳しい内容をきちんと確認する前に選んでいることが多いです。
実際に手に取って見るまで、どのくらい使えて役に立つかどうか保証するものではありません。
不要なものは除く、返却するなどの繰り返しになります。
4. 文献としてまだ一般には出されていないこともあります。
特に紙版(冊子体)は、編集、出版、流通などで時間がかかります。
内容によっては、学術書にならないものもあります。
5. 授業で課題となっているテーマの資料を探す場合、その資料が、該当するテーマのものなのかはご自分で確認してください。
資料を探すこと自体が、授業の評価となることがあります。
図書館では、課題、宿題等での正解、不正解の判断をすることはおこなっておりません。
Q本の書名がわかりません。 探している内容はなんとなくわかりますが、
内容、目次のキーワード等、細かいことからも探せるのでしょうか。
A正確な書名や著者名が分かっていれば確実ですが、内容に関しては大まかなテーマぐらいまでは図書館の資料検索で探せます。
データベースの種類によって若干異なることがありますが、原則的には図書名、著者名、雑誌名をほぼ正確な言語で検索されます。
それに加えて、目録規則というルールに基づいて、目的の資料を見つけやすいように関連するキーワードでリンクさせ、内容を分類整理していることが特徴です。
これによってある程度の曖昧さに対応していますが、インターネットと違い、より厳密的に探してきます。まったく意図しない資料が結果として出てくる場合には、入力する検索キーワードが違っている可能性がありますので、入力数を減らしたり変えてみたりすることが必要かもしれません。
また、キーワードで一冊でも探せた場合には、関連している本がその周辺に集まっていることがあります。
資料検索ではうまくいかないとか、機械が少し苦手という場合は、本が並んでいる書架に行って直にあたることもよいでしょう。 
各分野の二次資料(文献目録、索引類)、論文・雑誌記事索引なども活用してください。
機械による資料検索は便利という反面、欲しい情報にうまくたどり着けないことや、コンピュータの中でしか情報が得られない、または細かい情報が不十分など、異なった側面も生み出しています。
各種資料、情報検索とともに、あまり心配しないで探せる方法も存在することが図書館の特徴にもなっています。
Qレポートの課題で出ている本を読みなさいと先生から言われています。
A図書館に置いてあれば、具体的な本(図書)の書名をOPAC(資料検索)で調べると、図書館のどこの位置、場所にあるか表示されます。   なお、本は基本的に1冊のみです。
各クラス人数分の同じ本を用意しているわけではなく、予約や早く返却してもらうこともあります。
また、先生から図書館へ本の情報が事前に入らないことがあります。
読んで欲しい本、紹介された参考文献等が図書館に当然入っている、あるいは入れていないといけないという意味まで含んでいないこともあります。
大学教育では、いろいろな資料を探せる練習も教育の一環として行われることがあります。
もし個人で買う必要のないものを使ってレポートの課題を出された場合には、資料を授業内で配布したり、本の具体的な利用方法や勉強方法など、教員から親切丁寧な説明で学生の皆さんが困らないよう適切な指示が最初からあるはずです。
Q卒論を書くための資料(卒論用の資料)を探していますが、少なくて困っています。
Aまず、取り上げるテーマが適切なのかどうかです。
テーマ自体がオリジナリティであればあるほど、資料は少なくなる可能性があります。
   資料が少ない=他にやっている人が少ない、新奇性があるとか、誰もやっていないことだからこそ自分がやる意味があるとも言えます。
資料(文献)を探すという作業は、そのテーマの〝意義探し”とも言えます。
限られた時間内でまとめられるようなテーマに近づけて広く探してみましょう。
卒業論文はどの程度まで求められるのかは、指導教員とよくご相談ください。
やってみたい興味のある問題に近い研究を実際にされている専門の指導者にご相談されたほうがよいでしょう。
Q本をなるべく多く集めなさいという課題があるのですが、見つかりません。本以外では見つかります
A調べている内容によって、資料の種類や数の多さ、探し方も異なります。
インターネット上でしか見つからない各種情報やEarly Viewというものもあり、本や紙の形としてはすぐには出されにくい状態のものもあります。 
一般的に紙は印刷、製本され、私たちのところに届くまでには時間がかかります。
情報の早い順番では、ニュース、新聞記事、雑誌(週刊誌、月刊誌など学術誌を含む)、本(学術図書、一般書など)という順になります。
自分が是非やりたいということと、決まった時間内でできそうなことは異なることがありますので、本としてきちんとしたものがある内容で合わせて調整することも必要かもしれません。
Q参考書(または学術書)を探しています。
A“参考書コーナー” というものは置いていません。
すべての授業で案内している参考書をそろえているわけではありませんが一部の授業で関わる教員からの指定図書を「リザーブ図書」として準備しています。
閲覧カウンターで授業名を指定してお申し込みください。
なお、図書館の本は一人1冊ずつ用意しているわけではありません。
本当に必要な参考書、教科書などは教員の指示にかかわらず、個人での購入をおすすめします。
語学関係で指定している外国語講読書については閲覧室内の書架に配置しています。
新書や文庫のような形態の場合も参考書、学術書(教科書)類と同様に、特別なコーナーを設けているわけではなく、書庫、書架で自由に利用できます。
ただし、本だけで40万冊ほどありますので、なるべく具体的な本の書名、名前などをあらかじめ用意してから見てください。
Q古い年代の本を探していますが、他の大学にもありません。
内容を見て、有用なものか確かめたいです。
A買いたい場合、発行年が古いほど、絶版になっている可能性が高いです。
次のいずれかの方法を選択できます。
①古書で探す方法。
購入希望を出しても時間はかかり、必ず買える保証はありません。
②他の大学へ行って見る方法。
必要があれば紹介状を発行します。
③他大学から取り寄せる方法。
TAC以外は往復送料がかかり、発行年が古い本ほど取り寄せられないことがあります。また、制限もあります。
④複写で送ってもらう方法。
料金は実費負担になりますが、全頁複写はできません。

上記①~④の内、質問内容から適切な手段は②となります。
いずれも費用をかけて、どうしても入手する必要があるかの判断になるかもしれません。
レファレンスカウンターでご相談ください。
Q子ども用の絵本を探しています。
A絵本についての授業や幼児教育関連の科目が設置されていたり、レポートの課題とされているなどの場合には、具体的な絵本の名前で購入希望ができます。
絵本についての研究書、参考文献などを探している場合には、「絵本」というキーワードで資料検索をお願いします。
公共図書館では利用者の年齢層の幅が広く、社会的ニーズが異なりますので、子ども用の特設コーナーを置いていることがあります。
実際に見て、確認することもできます。
Q図書館から借りた本やコピーしたものを使って論文を書きたいです。
A著作権法は、図書館の資料を著作権者※の了解なしにサービスを受ける条件や範囲を定めていますが、それを超えて、図書館が自由に判断してよいとまでは認めていません。
したがいまして、著作権者の了解が必要な資料を使う場合には、図書館にあるものに限らず、使用者がそれぞれ資料ごとの著作権者から了解を得る必要があります。
ただし、授業で提出するレポートや公表しない卒業論文などに使う場合には、引用元や出典の明記は当然ですが、図書館で受けられるサービスの条件や範囲であれば、著作権者から了解を得なくても問題ありません。
本や複写したもの、ウェブサイトなどから収集した文献資料を、どこでどのように使うかは、使用者が責任を負いますので、十分に気をつけて利用してください。
※著作権者は、著作者または原則として著作者の相続人です。
Q文献複写とは何ですか。料金がかかるのですか。
A学外文献複写や遠隔複写サービスなどと呼ばれており、本学図書館にない資料で原則的に最新号ではないバックナンバーに限って、複写(コピー)を希望する一部の箇所、資料名、論文名やページなどがはっきりしている場合に他機関に複写を申し込んで郵送で複写物を送ってもらうサービスです。
複写は資料がどこにあっても著作権の範囲内に限られ、不明な箇所がある場合には複写ができないことがあります。
資料がある場所へ利用する本人が直接行って確認し複写することも可能ですが場所的、距離的な制約がある場合に本人に代わって複写してもらことができます。
費用は実費負担となり、かかった費用は本学を経由して相手先(他機関)に送ります。
実費を超えるような料金を申込者へ追加で請求することは一切ありません。
なお、複写物は私物となり、取り扱いの著作権法上の責任は申込者が負うことになりますので、文献は手元に保管し、引用の際には十分注意をはらってください。
Q論文という構成、形式で書かれているものを探しています。
A論文のかたちで書かれているもの、書かれていないものという分け方で書架に並べて置いていませんが、インターネットで探せる各データベースには、論文が直接見られるものと、論文自体は見られませんが掲載されている本や雑誌の名前(書名、誌名)、ページ等が調べられるものがあります。
論文は、一般的に学術的な雑誌(学会誌、研究会誌、大学紀要/研究報告など)に掲載されているものを指している場合が多く、世の中には大変多く存在しますので、探す場合には具体的なテーマ(論文名)あるいは自分が今興味を持っている内容のものを論文記事索引類で最初に調べることが望ましいです。
次にそこで見つけた論文記事が掲載されているものがどこにあるか、雑誌の場合なら誌名で探すという手順になります
〔 誌名と年月日、号数、掲載ページ等は、論文記事の出所、出典情報になります 〕 
論文が載っている具体的な誌名が最初から分かっている場合には、例えば、総合科学誌の「Nature」や「Science」といった誌名、紀要であれば「津田塾大学紀要」といった誌名で図書館の資料検索(OPAC)で探してみると、所蔵されているかどうか(図書館で置いているかどうか)わかります。  
ただし、各雑誌(オンライン、デジタル版も含む)の中には論文以外のものも載っています。
論文かどうかを区別する説明が特にない場合には「論文の書き方」を参考にして判断をお願いします。
Q津田塾大学にある学術論文を探したいです。
A津田塾大学図書館にある論文や雑誌記事のみを一度ですべて探せる(検索できる)データベースというものはありません。
学術論文のみ選んで集めたコーナーも置いていません。
一般に論文というのは雑誌(学会誌、研究会誌、大学紀要類など)に掲載されていることが多く、まず最初に世の中にある具体的なテーマの論文を索引類で探してから、次にその必要な論文が掲載されているものがどこにあるか、掲載されている誌名でもう一度探す必要があります。
論文が載っている具体的な誌名が最初から分かっている場合には、たとえば科学学術雑誌であれば「Nature」や「Science」といった誌名で図書館の資料検索(OPAC)で検索してみると、所蔵(図書館で置いていること)されているかどうか確認できます。
本学で登録されているオンラインジャーナルでも一部で併用はできますがすべてをカバーしているものではありませんので、ご注意ください。
通常、論文を探すという場合には本学図書館にあるものに限定して探すことはなく、関連する文献が学外他にもないか、常に注意を向ける必要がありますが、学術論文の形式で書かれている文献ならばなんでもよいという目的であれば、最初から具体的な誌名やオンラインジャーナルなどでも探すことは可能です。
Q学術論文(学術雑誌)はどこに置いていますか。
A図書館で紹介しているデータベースには、例えばCiNii Articles 日本の論文をさがすがあります。
「論文をさがす」 と便宜上なっていますが、実際には一般的な雑誌記事からレポート、抄録、学術論文(フルペーパー)などを広くさがせます。
さがしている論文題目が特に決まってなく、論文なら何でもよい場合には、書架に並んでいる冊子体(紙媒体)からブラウジングによって興味ある論文を見ることも可能です。(雑誌は誌名順になっています) 
また、授業関連で代表的な文献、主要な論文がある場合には、担当教員から紹介してもらう方法もあります。
Q読みやすく、理解しやすい、やさしい論文や本を探しています。
A専門的な雑誌に掲載される論文は、初めて読む場合にでも、論文の書き方、研究内容や専門用語などに、ある程度の予備知識を必要としているものが多く、読解力も必要です。
学術図書の場合には、読者を学部生入門向けや、大学院生以上などのようにおおよその難易度が説明されていることがあります。


学術系の資料は、全般的に誰でも気軽に手に取って読めるように一般向け対象の場所にはあまり置かれません。
内容は抽象度が高く初学者にとっては難解なものとなり、手に入り難いものや、売っている場合の価格も高い資料グループと言えます。
雑誌に掲載されている論文・記事は、どのような雑誌なのかで質を測る(評価する)ことがありますが、専門度が高ければ難易度も高い傾向はあるようです。
もし分かりやすく書かれている論文を探したい場合には、新聞記事やニュースなどの日頃から関心のある話題、テーマや問題意識のあるものから調べると少しは見つかるかもしれません。 
論文は、教科書や解説書のようなものとは違いますので、注意が必要です。
教科書に載る内容は、修正や訂正など、多くの様々なプロセスを経て、その時点で残っているものとも言えるかもしれません。
なお、大学図書館の置かれる資料は、大学設置基準に基づいて、図書、学術雑誌等、系統的にみて、収集、整備、計画されています。
教育、研究用の資料が中心となり、学部が異なる場合や大学以外の図書館などは 資料の内容や種類等は違ってきます。

   
Q他大学に置いてある(ありそうな)論文を手に入れたいです。
A図書館で公開している場合には、著作権の範囲で複写物(有料)によって送ってもらえることがあります。
なお、インターネット上で一部紹介している場合がありますが、インターネットで見つけた論文がすべて手に入るものとは限りません。
特に図書館以外で置いてあるものや、本に掲載の一つの論文などには利用制限があり、複写も禁止されていることがあります。  
卒業論文の本文(全文)の場合には、執筆者自身でインターネット上へ載せない限り、出身大学や図書館が執筆者に代わって公式に外部へ配信、公開等することはありません。
学位論文は一般的な学術、研究論文とは異なり、「灰色文献(Grey literature)」に位置づけられています。
現在では博士学位論文以外は永続的な保存資料という概念から外れるものが多く、印刷されたものが一時的にどこかに置かれていても執筆者の許諾が必要であったり、仮に見られる場合には学内者に限定されていることがほとんどです。
このような「灰色文献」は過去のものほど連絡先や所在等も不明となりやすいため、図書館の仲介で探しても本文を見ることは現実的には難しいということになります。  
卒業論文は、主に進学で必要になることがありますので、個人で大切に保管しましょう。
Q履修している授業で使用(指定)している教科書と同じ教科書はありますか。
A図書館では授業別(授業名ごと)で本を管理、配列してはいません。
同じ教科書が図書館にもあるかどうかについては、OPAC(資料検索)で探せます。
そこで見つかれば、資料(図書、本など)の請求記号によって書架に並んでいます。
探し方がわからない場合には図書館スタッフにおたずねください。
※一部の資料は、「リザーブ図書」として制限されているものがあります。
なお、授業で使用している教科書でも必ずすべてが図書館に置いているとは限りません。
図書館から借りる場合には返却期限がありますので、教科書のように常時必要なものは、なるべく個人で購入してください。
一般書店や生協の教科書販売等をご利用ください。
Q授業で使用する教科書を借りたいです。教科書を図書館で購入してもらいたいです。
A資料・所蔵検索(OPAC)で確認できる場合には、借りることができます。
ただし、図書館の資料は多くの利用者で共有されるもので、返却期限があります。
授業で使用する教科書は普通は必須のはずですので、教科書販売の指定された期間で各人で購入してください。
Q中学校、高等学校で一般的に使われている教科書はありますか。
A図書館には置いていません。
教職課程準備室という場所に置いてあるようですが、教科書の注文および教職課程準備室の運営は教務課が行ないますので、利用に関しては教務課や授業内でご確認ください。
語学全般のテキストについては、AVセンター(AVライブラリ)に置いています。
英語科の教科書の場合には、語学教材として教務課からAVライブラリへ送られるものもあります。
図書館とAVライブラリで置いてある資料は、特殊な資料を除き、OPAC(資料検索)で探せますので、まずは試してみてください。
なお、図書館、AVライブラリ、教務課や教職課程準備室の場所はそれぞれ離れて設置されており、利用方法はそれぞれで異なります。
Q一次資料を探しています。
A一次資料というのは固定的な概念ではなく、実際的には主に二次資料との関係において一次資料にあたるのはどれか引用の元となる原資料が決まることが多いですので、最初に二次資料を見てから(探してから)でも一次資料を見つけることは可能です。
一次資料、原典、学術書などのような分類方法は、それぞれ個別具体的な文献を便宜的に区分した場合の一つの呼び方です。
よく、「学術書を見なさい、原典にあたりなさい、きちんとした本を読みなさい」のように指導される場合がありますが、共通して言えることは「正確な情報源で確認したり信頼性の高い資料を見なさい」ということです。
しかしながら、図書館の分類方法(配列方法)は原則的には分野別の区分となっています。
まずは最初に探したいテーマ、分野ごとに具体的な資料を見つけてから、そこで一次資料であるとか、学術書であるとかをそれぞれで判断し選択することになります。
また、専門家がまとめた二次資料が価値があることもありますので、最初から一次資料や学術書などのような区分にはこだわらずに探したいテーマ、興味ある分野の具体的な資料を見つけることが大切です。
Q統計資料を探しています。
A主な統計資料は特別閲覧室(南閲覧室2階)に配置しています。
また、探している分野によっては専門書、白書、雑誌などの中で記載されることもあり、出所であるホームページに最新のデータが載っていることもあります。
ご参考 http://rnavi.ndl.go.jp/business/post-1.php
これまでに統計がない種類のものもあるかもしれませんが、そのような場合には自分自身で時間や費用をかけて調査し、まとめなければならないこともあります。
Qオンラインジャーナル、データベースで、見たいものをすべて見たいです。
Aオープンアクセスを含み、本学との契約の範囲※で表示されるところまで見ることができます。
たとえば、検索までできる場合でも、見たいものが途中までしか表示されないという状態は、多くは契約外であり、他には著作権上の問題もあります。
公表される形式はさまざまなものがあり、抄録形式のみの場合もあります。
最新号(当日発行号を含む)は、限定されているか、見られないことも多いです。
検索結果が多い場合には、時間がかかったり、エラー表示となることがあります。
一度に表示される件数にも制限がありますので、検索キーワードを複数語句にする、年月日のように期間などの範囲を絞り込むことも必要です。
なお、【学内のみ】というマークがついている有料電子リソースは、契約上、学内校舎施設から利用可能がほとんどです。
学外からやむを得ず利用したい場合には、学内ネットワーク経由の設定が各人で必要です。
その場合の表示範囲が最大限度となります。
※電子リソースの契約範囲はそれぞれで異なります。
図書館ホームページ上の電子リソースは、一部を除き、電子リソース用のID、パスワードは必要ありません。
(表示される部分まで見られます)
Qインターネットでは簡単に論文や本などがタダで見られますか。
A本学図書館のホームページで掲載中のデータベースは、一部有料コンテンツや同時アクセス数制限付きを除き、自由に利用できます。
データベースは各大学、各機関によって接続に関しての契約内容が異なりますので、利用できる種類、範囲も異なります。
利用料を基本的に支払って提供されています。
その他、本学と関係のないフリーのデータベース(ID、パスワード認証、登録などの必要がない場合)は見られる部分まで(公開している部分まで)使えるはずです。
デジタル版が最初から提供されていないもの、インターネットでも著作権法上見られないもの、長期的にアクセスを保証していないものがあります。
その場合には冊子体(紙版)があれば見られることがありますが、複写は有料となります。
すぐに利用ができないデータベースには、個人での登録や追加で費用がかかることがあり、大半のものは何らかのかたちで費用はかかります。ご注意ください。
また、インターネットで繋がる様々なサイトには粗悪なものも存在するようです。
出所や発信源が不明なもの、信頼性の低いサイトなどにもご注意ください。
Q「CiNii Books 大学図書館の本をさがす」では見つかりません。
検索結果で「ない」という表示でも、実際にはあったりもします。どのように探したらよいですか。
ACiNii Books で本を探す場合には、探している本がどこにあってもよい場合であれば参考程度で探せるデータベースとして利用できます。
各図書館の専用データベースとの登録内容が異なることがあり、100%の精度を保証するデータベースではないからです。
雑誌論文を探す場合も同様です。【CiNii Articles 日本の論文をさがす】で該当する雑誌が各大学にあるという表示が出ても探した論文が掲載されている年・巻号があるという意味では必ずしもありません。
あらかじめ決まった特定の大学で持っているかをより確実に探すためには、それぞれの大学図書館ホームページより、本の書名や雑誌名で検索します。
分野や資料の種類によっては市区立図書館のような公立図書館で探すほうが見つかりやすいこともあります。
各図書館によって収書方針や基準が異なるからです。
各図書館ごとの専用データベース(OPAC)でも見つからない場合にはレファレンスカウンターでご相談ください。
Q見たい電子ブックや論文(電子ジャーナル)を他大学のサイトで見つけましたがアクセスできません。
A著作権法により、原則的に購読している大学構内及び関係者のみでインターネットでの接続が制御されています。
探しているもの、見たいものが自分が所属している場所から接続が許可されているものなのか、提供されている契約範囲(オプション含む)の確認が必要です。
また、接続が許可されている場合でも、すべて見られるとは限りません。
外部資料の利用に関しては、電子媒体、紙媒体(冊子体)、有料無料にかかわらず、資料を持っている機関(この場合は他大学)の許可を得ることが必要です。
レファレンスカウンターでご相談ください。
Qリンクリゾルバ(SFX)機能の使い方を知りたいです。
A下記の利用ガイドを参照してください。

利用ガイド
Q学内で、学内無線LANへ接続中の自分のノートパソコン(あるいはスマホ、タブレット)から図書館の電子資料へアクセスができず、ID、パスワードを要求されます。どうしたらアクセスできますか。
A 以下の原因が考えられます。

①使用端末がスマートフォンやタブレット端末であるため
→スマートフォンやタブレット端末から電子資料へアクセスする場合は、VPN接続が必要です。VPN接続はこちらからご確認ください。

②古いデータが残っていたため
→お使いのPCでキャッシュのクリアや、cookieのクリアをお試しください。

③本学契約外の資料にアクセスしたため
→契約している電子資料の場合、アクセス時に学内ネットワークのIPアドレスにより津田塾大学の構成員が利用していると認識され、ID・パスワードの入力不要でアクセス可能な設定です。
契約外の資料にアクセスしようとすると、ID・パスワードが要求される場合があります。

資料の予約
Q「予約した本の準備ができました」というメールが届きました。
A「予約した本の貸出の準備(用意)ができました」というメールが届いた場合には、貸出カウンター横にあります掲示板よりご自分の名前を見つけて、お名前の札をカウンターへお出しください。

「本の予約(登録)が完了しました」 というメールが届いた場合  】
「予約を確かに受け付けました」という確認の意味で自動で送られていますが、本を取りに来てください」というお知らせではまだありません。

正式なお知らせは掲示板でおこない、マイライブラリ※(個人利用状況)のほうへ反映されますので、定期的にチェックをお願いします。
メールでのお知らせは実際とは多少の時間差があります。
図書館からの補助的なお知らせとして利用してください。
※マイライブラリは、予約した資料の他に、自分が現在貸出中の返却期限を確認することもできます。
卒業論文
Q卒業論文が見たいです。
A 図書館で一時的に保管が認められている卒業論文は、英文学科、国際関係学科、多文化・国際協力学科、メディアスタディーズ・コースです。(2020年現在)
閲覧希望の方は、図書館1階貸出カウンターでお申し込みください。
卒業論文は、普通は未発表(公表されない)論文であり、一般資料ではないので、題目、内容などからの検索はできません。
館内閲覧のみで、コピー不可です。
利用できる者は、専任教員、学部学生および大学院学生のみです。
現時点で毎年入れ替わりが多く、過去の卒業生のすべては置いていません。
総合政策学部の卒業生は2021年以降です。 図書館に置いていない学部学科、卒業関連の提出物に関しては、所管の学部事務室へお問い合わせください。
Q他大学の卒業論文を見ることは可能ですか。
A博士号取得学位論文以外の学位論文は一般的に外部へは非公開であるのが現状です。
理由は、学位論文は学位を取得(学部を卒業または課程を修了)するために提出する論文で、公開を目的としているわけではないからです。
大学によっては図書館資料として置いていない場合(所在不明)も多く、著作権者(通常は執筆者)の許諾が得られているか曖昧な場合もあります。
外部へ公開、公表するという判断は、個人情報との関係でも著作権者との相談が必要となります。
卒業論文のような未発表論文については引用文献とすることもできないので、実際には学外の人が見ることは難しいということになります。
しかしながら、大学、学部、研究科別、個々の論文の許諾制によって対応が分かれていることもありますので、具体的な大学の卒業論文名、著者名が事前にわかっていて、その図書館にあると確認できれば問い合わせることは可能です。
直接行って見せてもらえるという許可が下りれば「閲覧願書(紹介状)」を発行します。
なお、国内の博士号取得学位論文(課程博士・論文博士)で一般的に博士論文と呼ばれる学位論文は、国立国会図書館にも保存する義務があり、公開されています。
これは本学図書館で一部置いてある博士課程(=博士後期課程)終了報告論文(単位修得論文)とは異なります。 その時点までの最終取得学位は修士号で併せて博士課程終了(単位取得・満期退学など)と表記されることもあります。
他大学・他機関の利用
Q他大学の図書館へ行きたいのですが、どこが使えますか。
A本学で協定している他大学では、TAC(多摩アカデミックコンソーシアム)があります。
一橋大学附属図書館では資料の閲覧のみ可能です。
いずれも学生証(在籍・身分証明書)の提示が必要ですが、事前予約の必要はありません。
その他、国公立大学を中心として地域住民に無料公開している大学もありますが、他機関の図書館は原則的にあらかじめ申し出た資料のみになり、「資料閲覧願書または紹介状など」を事前に準備して利用することになります。
多くの大学では、そこで所属している学生や教職員でない限り、学外者は自由に入ったりはできません。紹介状持参の上でも、使える時間、利用範囲が決められていたり、登録料金がかかったり、様々な制限がありますので、利用する前に必ず本学図書館でご相談ください。(個人での利用手続きはできません)
ルールに従って手続きをしない場合には、他大学から本学へのクレームとなり、利用が許可されなくなってしまうこともありますので、くれぐれもご注意ください。    
大学以外では公共図書館の利用という方法があります。別の公共図書館にある資料でも公共図書館どうしで資料の貸し借りが可能なことがあります。
Q他機関、他大学の図書館を利用するために紹介状が欲しいです。
Aレファレンスカウンターで紹介状発行(閲覧許可願い)の申請書に記入してください。
紹介状は、行きたい場所や施設利用のための申込書ではなく、図書館内にある特定の資料を閲覧するための ”閲覧許可願い” になります。
したがいまして、その”場所”や”施設”全部に長期間にわたって自由に出入りはできなく、あらかじめ指定された場所で見たい資料の閲覧のみが許可されます。
閲覧できる資料は、
    1.本学に置いていない
    2.本学と協定している大学にもない
    3.公共図書館にもない
    4.出版(刊行)または公表、公開されている
    5.購入することが難しい
    6.具体的な書名がわかり、資料の請求記号、登録番号などがわかる

原則的に1~6すべてに該当する資料の閲覧に対してのみ1日限りの紹介状を発行します。(2日間かかる場合には原則的に2通必要で、その都度予約も必要です)
本学から先方の図書館へ閲覧したい資料を問い合わせ、受け入れ側の準備が整い、許可が下り次第紹介状を作成しますので、あらかじめ訪問日程の調整が必要です。
おおよそ訪問希望日の3、4日以上(場合によっては1週間以上)前から予約を入れ、準備することが多いです。 原則的にキャンセルはできません。
なお、貴重書、未刊行(未発表)など特殊な資料の閲覧には、紹介状とは別に著作権者の許諾を得る必要がある場合があります。
許諾範囲はそれぞれのケースで異なり、許諾を得ないで引用、掲載等ができないことがあります。
また、引用のルールにしたがったものでも、外部へ公開、配信等ができないことがあります。
一般的な図書、雑誌、新聞などの資料の場合、あるいは”場所のみ”の利用には、紹介状の必要のない国立国会図書館をはじめとした公共の図書館の利用をおすすめします。
Q他大学の図書館に自分の勉強したい本があるという話を先生から聞き、行ってみるように推薦されました。
勉強のために利用したいです。
A本学にある本は調べましたか?  もし本学には足りない本、図書館に入れてほしい本があれば、購入希望によって申し込めます。
「他大学にある本を見るように」と説明される先生がまれにいるようですが、図書館で入れられる本であれば新たに入れます。  
学生の中には「調べる時間がもったいない、面倒である」、「いろいろ忙しく探す時間がないので、自分が欲しいものを探して持ってきて欲しい」というようなこともあります。
本がたくさんあるという場所に行けば、探す手間が省けて大変便利ということもあるかもしれませんが、どこに行くにしてもまず事前に調べることが必要です。
本学と協定していない大学の中で、具体的な本が見つかれば紹介状を発行しますが、見たい資料を調べて詳細に指定できない場合には受入側(相手側)は許可しません。
学外者に対して "場所や施設等" を自由に提供、利用できるという大学はほとんどありませんので、もし行きたい大学にしか置いていない本をいつでも自由に使って勉強したい場合には、その希望の大学の正規学生や聴講生などとして入学する方法がもっとも使いやすいかもしれません。
ただし、学外の学修というものであっても、二重学籍は認められないケースがあります。
ご注意ください。

よくあるご質問コーナーは随時更新します