津田塾大学は、女性の高等教育をめざす「女子英学塾」として、1900(明治33)年に塾生10人の小さな私塾からスタートしましたが、今日までに2万人以上の卒業生を社会に送り出しています。
2010年、創立110周年を迎え、記念事業の一環として津田梅子資料室が保管する歴史的資料のデジタルアーカイブ化を開始しました。
資料室では、創立者津田梅子および本学の歴史、さらに卒業生周辺の資料を収集・保管し、大学史ならびに教育史、とりわけ女子高等学校教育史や英学史分野の教育・研究のレファレンスに役立てることを
重要な目的のひとつとしていますが、このたびの計画では、時間的・地理的な制約を超えて、より多くの方々に本学の貴重な記録をご覧いただく機会を広げることをめざします。